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2008年5月14日 (水)

社会の歯車になること

 私はアルバイトなるものは種類少なく、期間長くしていました。

その中でも心に深く刻まれているのはライン作業ですね。

 ~ライン作業~ それは社会の歯車となること~

 DK(男子高生)の夏、ふとしたキッカケで私はライン業務のバイトを引き受けました。 いや、もったいぶるほどの事でもなく、トモダチのオカンからの紹介で。

 そう、今までのボク(DK風)なら夏休みに入ればゲーム、冬休みに入ればゲーム、日曜日でもゲーム。 ・・・なんか過去の自分がキライ。

 ええ、話がそれました。 夏休みの朝に動くのは小学校以来、8時出社の17時退社体制のごく、フツーの工場でした。 そこではストーブが大量生産されており(ブログ的にはザクをかけた方がイイ?)夏場→生産 冬場→販売 なので、今時期に作れるダケ作っていました。

 私の担当は、石油ストーブの熱が出るコア?を本体に”乗せる”だけの作業。 えっ?カンタン? カンタンですとも。 ある条件さえなければ。 そう、ここはベルトコンベアーが神様のライン工場。 無尽蔵に送り出されるストーブの台、ひたすらコアを置くボク(DK声)。

 最初はイロイロ考える。ライン作業のこと、工場のこと、DKなんだから工場の社会的意義みたいな思想的なこと。 それをあざ笑うかのような単純作業。

 慣れてきて、手は勝手に動ける。別のことを考える。 ゲームのこと、マンガのこと、バイト代のこと、エロいこと。 ただ、作業は単純。

 もう考えることが無い。作業が単純。考えることがたるい。手は勝手に動く。なにか考えること、あるかナ? むしろ考える必要ってあるのかナ? 考えるって考えてみる?

 作業、単純。 考えなきゃダメなのかな? 考えるってなんだっけ? かんgえrp??

 ・・・無・・・

 そう、何もかもが無。 ただ、ラインは流れているので持ち場は離れられない。 休憩のチャイムが鳴る。 ふと、われに返る。 そしてまた、無の境地へ。

 お昼ごはん、トモダチと食べる。 ふと、周りを見るとソコには当然、社員もいる。

 ボクは想像する。 このような大変な作業、生活のため、家庭のため、一生ガンバル人もいるんだよな、と。

 夏休みはストーブを作り続けて、一週間を残した。 この一週間はバイト代を使う期間。 ボクはそれでスーパーファミコンを購入した。 ストリートファイターⅡのために。

 ボクはコントローラーを握り締めて振り返る。 社会人になったら、ボクはああなりたい?答えは否。 ボクには合わない、まさに社会の歯車だと感じた。 

 そして月日は流れて30超えた私は過去のボクに語る。 

 ライン作業はまさに人間が機械っぽくなるから歯車って感じがするけど、ナニやってもフツーのサラリーマンは歯車だよ。 まだライン作業の方が人にイラつかない分、健全だ。

 今はもう、スーパーファミコンを購入した店はつぶれてもう、無い。

 そのスーパーファミコンは息子相手に現役。ストⅡは私のなかでCERO”C”(15歳)なので、させてあげない。

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